アプロット進学個別塾 塾選びに迷ったら・・・

この春、中学、高校へと進学した子どもたちにとって、勉強面の不安はつきものですね。

 

部活、学校行事など楽しみなことも満載ですが、勉強のことは後回しにされがち。

でも、中学生は高校受験に向けて、高校生は大学受験に向けて、結構まったなしで選択を迫られることになります。特に高校生は、1年生の6月あたりには、理系文系の選択をしなければならない学校がほとんどだと思います。

 

我が家の息子は1昨年高校に入学した現在高校2年生ですが、少し特殊な単位制の公立高校に通っているため、1年生の6月には2年生で勉強する科目(文系よりなのか理系よりなのか)を選択し、2年生の6月に、3年生でとる科目を広い選択肢から選ばなければなりませんでした。

もちろん、バリバリ部活もやり、まだまだ進学のことなど頭の隅にしかない状態で、選ぶわけですから、相当頭を悩ませていました。まぁ、進学を意識するいいきっかけにはなりましたので、悪いことばかりではないですが・・・。

学校の先生と相談し、進路をなんとなく決めたようですが、果たして自分の実力と合っているのか、部活と勉強を両立できるのかなど、不安は尽きないようです。

今現在、塾に通う予定はないですが、来るべき受験勉強を考え、どんな風に塾を選んだらよいか、調べてみました。

「進学」に特化していることが条件なので、いわゆる学習塾ではなく、進学塾の中で、親も子も満足できる必須条件は、

●講師の質と相性

●内容に見合った費用

●合格実績

●面倒見の良さ

●オンライン対応の充実

です。

完全マンツーマンの塾を探していたところ、アプロットが目に留まりました。

アプロットは、いろいろな形態の塾を展開していて、中高一貫校専門や、浪人生専門などがあります。今回は「進学個別塾」について、条件と照らし合わせながら見ていこうと思います。

 

●講師の質と相性

アプロットでは、「本物のプロ講師」を掲げています。

高い教科力・弱点の分析力・弱点を克服するカリキュラム作成能力・分かりやすい説明能力・粘り強く付き合い続けるサポート力 

をすべての先生に求めており、質は満足できるものなのではないかと想像します。

ただ、相性は通ってみないとわからないもの・・・

アプロットでは担任制という制度をとっていて、一人の生徒に4人以上の先生が担当につくようです。最初の面談で家庭や本人の要望を聞き、講師を選定するようですが、それで終わりではなく、初回から数回にわたってマッチングを確認し、もし相性が合わなければ、選定しなおしてもらうこともできるようです。

スポーツも勉強もそうですが、指導者との相性はとても大事です。子どもは柔軟な思考や行動力も持っているので、指導者次第で結果が違うことも少なくありません。そして、「指導者」を選べる環境というのは、あまり多く存在していません。アプロットは広い角度から講師を選んでくれる安心感を感じました。

 

●内容に見合った費用

費用は正直高いと思います。

難関大学進学を目指すコースだと、1時間で10,000円ほどです。毎週1時間ずつでも、月謝は50,000円ほどになり、なかなかの出費ですね。

ただ、相場とほぼ同じなので、完全マンツーマンであることを考えると妥当なのかもしれません。あとは、通ってみてどれだけ満足できるかだと思います。

 

●合格実績

これは、最も気になります。アプロットの合格実績はホームページに記載されていました。

2022年度の合格実績は

国公立大学京都大学薬学部を含む9名

難関私立大学が早稲田大学・慶応大学等、16名

関関同立が9名

GMARCHが3名

産近甲龍が4名

他、私立大学が10名以上

となっていました。

特に目立つのが医療系の大学です。

進学個別塾のコースの中に、医療系大学対応の講座があるようです。

薬学部・歯学部・獣医学部については、志望大学別のコースが設けられており、志望大学の入試内容に特化した講座が受けられるようです。

息子は、今のところ、医療系の大学は目指していませんが、大学入試は大学によって入試傾向が違うので、大学別のコースは心強いですね。

 

●面倒見の良さ

これについては、入塾面接から充実しているように感じます。

まず、カリキュラムは完全オーダーメイドです。

1.入会時に模試や定期テストの成績表・問題・解答用紙など過去の成績資料見て、何が分かっていて何が分からないのかを把握して出発点を確認
2.出発点を確認できたら、次に志望校の合格や定期試験の成績上昇といったゴールを設定。
3.最短で最良のカリキュラムを作成。
4.進度が早くなったり、逆に苦戦している場合は、カリキュラムの見直しをして、苦手科目・単元に多く時間を割くなど適宜対応。
5.受講科目以外についても把握し、把握をしたうえで点数が伸び悩んでいるものは原因究明を行い、対策を講じる。

となっています。日々の変化にも柔軟に対応してもらえると安心ですね。

授業は完全マンツーマンの1対1授業です。個別のブースですので、周りの目を気にせず、質問することができ、集中力も上がりそうです。

また、前にも書きましたが、1人の生徒に対して4人以上の担任制を設けており、先生同士で情報を共有してくれて、精神的な悩みもサポートしてくれるようです。

大学受験は、その後の人生を決めてしまうかもしれない大事な選択ですから、多くの大人に意見を聞くことができ、悩みも共有してもらえる環境は、子どもにとって有益ではないでしょうか?

●オンライン対応の充実

これに関しては、進学個別塾での対応は見つかりませんでした。

ただ、アプロットはいろんな形態の塾を展開していて「オンライン個別塾」もあるようですので、別の機会に調べてみようと思います。

進学個別塾には、オンライン授業はありませんが、自宅指導コースがあるようです。少し費用はかかりますが、忙しくて通学に時間をかけたくなかったり、多くの生徒が通う校舎に行くのは不安があるという人にはいいですね。

 

アプロット進学個別塾を調べて、いいなと思ったところは、受講していない科目についても、質問することができ、自習方法も指導してくれるところです。

決して安い費用ではないので、たくさんの教科をとり、週に何回も塾に通うことは難しそうですが、受講していない教科についてもアドバイスがもらえ、自宅学習方法を指導してもらえるのなら、本人の頑張り次第で、成績アップが見込めると思います。

「本人の頑張り」これが何より重要な訳ですが、前述のとおり、相性の合う指導者に巡り合ったとき、意欲は絶対に上がります。

息子はスポーツ面でその浮き沈みを経験しましたが、モチベーションは指導者によって簡単に上がったり下がったりします。

勉強も同じだと思います。大学受験に向けて、最後に最も大切なのは、「モチベーション」ですよね。親のサポートも大事ですが、第三者のあたたかい目や、いつでも相談できる安心感は、子どもの意欲と精神の安定につながると思います。

 

まだまだ「主は部活」の期間が続きますが、そろそろ将来の夢や、やってみたいことにも目を向けて、進学のことも考え始めなければと思っています。多分、遅いくらいだと思いますが、塾の力を借りて、集中力とモチベーションをアップさせれば、目標に近づくのではないかと・・・。

来るべき時に備えて、親は預金に励むのみですね。